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としのすけのワインハウス

としのすけのワインハウス

2006年06月

【HP:7+】カバ&【HP:7】ドルンフェンダー&【HP:8+】マコン&【HP:8】ヴェガパル・プラタ・グランレゼルバ 今日のワイン(15019)」 [ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]    
カバ&ドルンフェンダー&マコン&ヴェガパル・プラタ・グランレゼルバ
2006/06/02 BEER膳 放心亭@神保町にて

今日は、T先生とK先生の新著発刊のお祝いということで、神保町某老舗書店の地下にある「BEER膳 放心亭」にお邪魔しました。
「本場のドイツビールとソムリエの選ぶワイン、創業25年老舗の本格レストラン」が謳い文句のお店です。(旧店名はローターオクセン)
シェフの自慢はロールキャベツらしく、TVでも紹介されたことがあるとか。
確かに、フォークでサクっと切れるほどに柔らかいのに、形が全然崩れていなくて、中のお肉もジューシそのもの。
オススメできます。
それ以外にも、メニューは豊富ですし、ドイツ直輸入のビール、ドイツワインを中心とした数々のワイン、そして何と日本酒も楽しめます。

生ビールでの乾杯の後、頂いたのは、以下のワイン(全てお店の正規ワインリストにオンされているものです)

【1本目】カバ(3,780円)
言わずとしれた、スペインのスパークリングワインですが、値段の割にはなかなか美味しいのです。
ここのお店のはカタルニア地方のもので、ドライで少しピーチ&青リンゴのニュアンスのあるものでした。

HP:7+

【2本目】ファルツ・ドルンフェンダー(4,100円)
ドイツでは珍しい?のですが赤です。
ドイツ赤主力品種のドルンフェルダー種は、そこそこボディーのあるワインになる品種。若干甘めながら、豊かな果実味とベリー系のアロマが楽しめました。
ドルンフェンダーなので、タンニンは極柔らか。
赤が苦手な方でも大丈夫です。

HP:7

【3本目】マコン・シュペリュール(3,780円)
ブルゴーニュの外れにあるマコネ地区は主にガメイ種の軽やかなワインで有名ですが、このマコンの赤は、ピノ・ノワール種で創ったもの。
軽いのですが、ピノらしいフルーティーな香りで、ちょっとイチゴとスミレのニュアンスがあり、大変美味しいものでした。
ドイツ料理にも良くあいました。

HP:8+

【4本目】ヴェガパル・プラタ・グランレゼルバ(3,880円)
最後はボルドーで〆たかったのですが、適切な銘柄がなく、これにしてみました。
スーパーなどでは良く見かけるヴェガパル・プラタのグランレゼルバですが、これが結構いけるんです。
スペインお得意のテンプラニーリョ100%で、しかもグランレゼルヴァですから樽熟も十分。
ちょっと雑味はありますが(オリとか舞ってる感じ)、重厚で適度に熟成したスパイシーなカベルネ・ライクなテイスト。(^^)
タンニンも十分でまあ満足できました。

HP:8


両先生の新著、見かけは「まんが」で、しかも「ナース」向けなのですが、中身は凄いです。(^^;)
斜め読みしただけでも、本格統○本顔負け。
流石でございます。
きっといっぱい売れるんだろうなぁ(^^)
【HP:9】シャトー・マレスコ・サンテグジュペリ(1997) 今日のワイン(15019)」 [ 【HP:9】感動的 ]    
シャトー・マレスコ・サンテグジュペリ(1997)
2006/06/12 自宅にて

シャトー マレスコ サンテグジュペリ 97シャトー・マレスコ・サンテグジュペリ

かの有名な?シャトー・マルゴーのお隣に位置するメドック3級格付けのマルゴー村のワイン、シャトー・マレスコ・サンテグジュペリ。
「星の王子様」のサンテクジュペリとも縁・・・
19世紀、この畑はサン・テグジュペリ伯爵の所有だったのですが、「星の王子様」で有名な作家のアントワーヌ・ド・サンテグジュペリはサン・テグジュペリ伯爵の子孫(ひ孫?)らしいのです。
お味の方は、以前飲んで感動的でしたので、としのすけの「お墨付き」でもあります。(^^;)

ボトルはメドックの格付けものに相応しい上げ底と重量感を持ったもの。
エチケットシンプル過ぎず、派手すぎず。(^^;)
開栓するとコルクが上物で長いことに恐らく驚かされると思います。
5.5センチは最近のボルドーでも長い方ですね。
やっぱ、グランクリュ・クラッセはこでなくては。
香りは見事に円熟した樽香と完熟した果実。
黒系の果実が主ですが、完熟イチゴのジャムやスミレも感じられる豪華さです。
色は深い艶やかな若々しさの残る紫で、コルクの長さの威力を感じます。
口に含むと・・・もう夢見心地。
マルゴーらしいミディアムボディー、完璧な樽での熟成感、複雑な余韻、腐葉土、そしてスミレの花。(^^)
申し分ありませんね。

HP:9

マルゴーの味わいがお好きな方は決して失望しないと思います。
多めに買っといて良かった・・・まだしばらくは楽しめます。(^^)
って、なんかコメントが毎回おんなじ感じだなぁ・・・
まあ、それくらい味わいの再現性があって、品質が安定しているということなんですがね。
【HP:7】ヴァルポリチェッラ・クラシッコ(2003) 今日のワイン(15019)」 [ 【HP:7】複数項目が優れバランス ]    
ヴァルポリチェッラ・クラシッコ(2003)
2006/06/18 サンロード@菊名にて

今日の夕飯は家族で菊名のサンロードにお邪魔しました。
久しぶりだったのですが、おじさんは相変わらず愛想よく迎えてくれてちょっと嬉しかったり。(^^)
定番の網焼きステーキとパルメザンをオーダーし、飲んだのも毎度おなじみのヴァルポリチェッラ・クラシッコ。
今日のは2003年ビンテージでした。

ヴァルポリチェッラ・クラシコ[2003] アルドリゲッティヴァルポリチェッラ・クラシコ[2003]

毎度の事ながら、美味しいカジュアルなお料理と同じくカジュアルなヴァルポリチェッラ・クラシッコの相性は抜群。
家族全員、大満足でした。
きっと来年もまた来るんだろうな。(^^)

あ、ワインのコメントですが、ハーフボトルでワインメーカーは見ませんでした。(^^;)
コルクは短くて3.5センチくらいだったかな?
色も香りもカジュアルなヴァルポリチェッラ・クラシッコ。(笑)
ちょっと氷を入れて飲みました。
ゴクゴクいけて最高。
最後の方はビールと混ぜてカクテルにしようかとも思った程で・・・
でも、結局勇気がなくて止めました。(^^;)
今度は是非トライしてみたいなぁ・・・

HP:7
【HP:7+】シャルル・ラローズ・キュベ・ルージュ 今日のワイン(15019)」 [ 【HP:7】複数項目が優れバランス ]    
シャルル・ラローズ・キュベ・ルージュ
2006/06/20 自宅にて

近所のセブン・イレブンで「ワンコイン・ワイン」と銘打って売られていたフランスのテーブルワインです。
ワンコイン・ワインということで、お値段は500円也。
当然、薀蓄になりそうな情報は殆どありません。(^^;)
アルコール度数11%、富士貿易という会社が入れているようです。

ボトルはなで肩のブルゴーニュタイプ。
上げ底はありません。
コルクも集積の4センチだから、全くの日常用ですね。
それが・・・開栓後の香りはなかなかよろしい。
ライトな赤系の果実の香りが豊かで、おいしそうです。
色も明るいルビー色で、ちょっとしたブルゴーニュかボジョレーのようです。
そう、かなりボジョレーっぽいかも?(^^;)
口に含むと、所謂ライトボディーながら、非常にスムーズで嫌味がなく、ゴクゴクと飲めてしまいます。
イチゴやプラムを想わせる赤系果実のニュアンスが心地よいです。
流石にタンニンは殆ど感じさせず、フィニッシュも葡萄ジュースですが、これくらい潔いと許せちゃいますね。(笑)

HP:7+

ボジョレー・ヌーボーだと思って飲んだら、失望することなく、結構納得して頂けます。和系も含め、どんな料理にも合いそうですし、氷を入れたオンザロックから20℃くらいまで、温度を気にせず飲めると思います。
としのすけは、オンザロックで頂きました。
これがワンコイン、500円・・・デイリーならこれで十分だなぁ。
やっぱ、凄いね、セブンイレブンは。(笑)
【HP:8】ジェシーズ・グローブ・カベルネ・ソーヴィニョン(2003) 今日のワイン(15019)」 [ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]    
ジェシーズ・グローブ・カベルネ・ソーヴィニョン(2003)
2006/06/25 ラターブル@妙蓮寺にて

家族のイベント・ディナーで妙蓮寺のラターブルにお邪魔しました。
正直、ちょっとボロイ感じの店構え(^^;)ですが、なかなか味がある面白いお店です。
メニューとかワインリストとかも、黒板に書かれていて、いかにも「その日の美味しいもの」って感じ。
としのすけ、実は結構気に入っています。

前菜、パスタ、メインと、黒板記載のオススメをいろいろいただきましたが、その時セレクトしたのがこのワイン、ジェシーズ・グローブ・カベルネ・ソーヴィニョン(2003)です。

●[26%OFF] ジェシーズ グローブ ヴィントーナーズチョイス オールドヴァイン ジンファン...←これはジンファンデル。カベルネは見当たりませんでした。(^^;)

ジェシーズ・グローブは、全く知らない銘柄だったのですが、カリフォルニアだし、上げ底が結構凄いので決めました。(^^;)
お値段も確か3000円台(4000円弱)だったかと思います。

後で調べてみますと、ジェシーズ・グローヴ・ワイナリーはカリフォルニアのジンファンデルのメッカ、ロダイ地区に1871年に設立された結構古株。
ワイナリーの建物は1902年築だそうです。
ワイナリー設立当時に植えたジンファンデルは、カリフォルニアでも最も古い樹のひとつとして知られ、その樹齢なんと115年とのこと。
リッジのリットンスプリングスが樹齢112年と言いますからそれの上をいっています。そんなジンファンデルで創られたワインは出る大会出る大会、ゴールドメダルを獲得しているらしく「異常」と形容されていました。(^^;)

が・・・飲んだワインはカベルネ・ソーヴィニョン。
全く情報なし。(トホホ)

樽香の華やかさこそありませんが、深い色あいで、かなり重めの黒系の果実香。
適度にスパイスも効いていて、あまりカリフォルニアらしくない味わいでした。
子牛や子羊の料理との相性はバッチリ。
適度なタンニンの収斂感と枯れた感じの甘酸っぱいフィニッシュが好印象でした。
強いて注文をつけるとすると・・・もう少しカリフォルニアらしく樽とヴァニラを効かせて欲しかった?(笑)

HP:8

レストランで3000円台で飲めるワインとしては満足できるものだと思います。


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